サイトの価値がどんどん高まる サイト運営プラットフォーム「KARTE Blocks」をご紹介
「商品ページに一言メッセージ追加したい」
「このキャンペーン、◯◯な人にだけ見せたい」
「このバナー、明日までに出したい」
Webマーケティングの現場では、こうした要望が日常的に発生します。
しかし、毎回開発チームに依頼が必要だと、実装までに時間がかかり、タイミングを逃してしまうことも。
小さな改善アイデアが山積みになり、結局実現できないまま終わる...という経験はないでしょうか。
もし、HTMLやCSSを書かずに、サイト上にバナーを配置したり、ユーザーごとにメッセージを変えたりできたり、思いついたアイデアをその日のうちに試せると、施策の実行速度は格段に上がり、成果にもつながりやすくなるはずです。
それを可能にするのが「KARTE Blocks」です。
本記事では、KARTE Blocksでどんなことができるのか、主要な機能を紹介します。
KARTE Blocksとは
KARTE Blocksは、ノーコードでWeb接客・パーソナライゼーション施策を実装できるビジュアルエディタです。
CXプラットフォーム「KARTE」のオプション機能として提供されており、Blocks専用のタグをサイトに追加するだけで、すぐに利用を開始できます。
KARTEで収集したインサイト情報などをそのまま利用できるほか、下記の特徴を持つエディタが利用可能になります。
①ドラッグ&ドロップで直感的に編集
KARTE Blocksは、HTMLの段落やバナーなどの要素を「ブロック」という単位で管理します。
変更したいブロックをページ上で選択するだけで編集可能です。
リアルタイムプレビュー機能により、実際のサイト上でどう表示されるかを確認しながら作業を進められるため、完成イメージとのズレがありません。
②ブロックストアから、ブロックの種類が選択可能
KARTE Blocksには、ブロックのテンプレートが多数用意されています。
「カルーセル」「追従バナー」等、様々なコンテンツをワンクリックでサイトに設置が可能。
元々「画像のバナー」を表示していた場所に、「カードカルーセル」を表示する、などの編集が簡単に行えます。
③KARTEのデータと連携した出し分けが可能
KARTE Blocksは、KARTEが取得している顧客データやセグメント情報と完全に連携しています。
「初回訪問ユーザーにだけ表示」「カート内に商品があるユーザーに購入を促すメッセージを出す」「過去に購入履歴のある顧客には限定オファーを見せる」といった、ユーザー属性や行動履歴に基づいた細かい出し分けを実現できます。データ連携の設定もUI上で完結するため、複雑な条件設定もスムーズに行えます。
KARTE Blocks導入事例
KARTE Blocksを実際に導入した企業では、どのような効果が出ているのでしょうか。業界や施策内容ごとに、具体的な成果をご紹介します。
事例1：情報量の多いWebサイトを運営する保険会社
課題
- 商材の特性上、Webサイトには正確な情報をくまなく掲載する必要があり、ページ内の情報量が多くなっていた
- Webサイトを更新する度にHTML修正の外注と社内調整が必要で、修正公開まで数週間〜1ヶ月は最低必要だった
施策
- 修正が必要な項目が発生した際には、サイトのソースコード修正までの間、都度サイトの該当箇所をブロックとして登録・更新する運用に移行
- KARTE Blocksを活用してノーコードで社内で修正対応できる体制を構築
成果
- 更新時間の劇的な短縮: 修正公開まで数週間〜1ヶ月かかっていたものが、30分程度で修正後のページを公開できるようになった
- 情報の鮮度向上: 常にお客様に最新・正確な情報を伝えられるようになった
- サイトの見やすさ向上: 見やすいサイト作りに継続的に取り組めるようになった
事例2：自社ECサイトを運営する化粧品ブランド
課題
- 自社ECサイトの改善に「設計から実装完了までの期間が長い」という大きな課題を抱えていた
- 以前は実装するまでに2ヶ月ほどかかっていた
- パートナー企業の工数など、自分ではコントロールできないことに施策の実行スピードや結果が左右される状況だった
施策
- KARTE Blocksを導入し、ノーコード/ローコードでの高速実装体制を構築
- LPからカート画面への導線改善など、即座にアイデアを形にできる環境を整備
成果
- 以前は2ヶ月ほどかかっていたアイデアが、次の週には実装できるようになった
- 一人ひとりのメンバーが「自らの手で状況を改善できる」と信じられるようになり、自信がついた
- 失敗を恐れず、さまざまなチャレンジができる状況が生まれ、主体的な改善サイクルが回るようになった
まとめ
Webマーケティングの現場では、「やりたいことがあるのに、実装に時間がかかる」という課題が日常的に発生しています。
開発チームへの依頼、調整、実装待ち――その間に、施策のタイミングを逃してしまったり、アイデアが山積みになったまま実現できなかったりという経験は、多くの方が持っているのではないでしょうか。
KARTE Blocksは、そんな「開発待ち」のボトルネックを解消し、マーケター自身が主導権を持ってサイト改善を進められる環境を提供します。
ドラッグ&ドロップの直感的な操作で、バナー追加やA/Bテスト、ユーザーごとのコンテンツ出し分けまで、コーディング不要で実現可能です。
「このバナー、明日までに出したい」 「このメッセージ、特定のユーザーにだけ見せたい」
そんな日々の小さな改善アイデアを、思いついたその日に実行できる。KARTE Blocksがあれば、それが当たり前になります。
もし、サイト運営の工数や開発リソースに課題を感じているなら、KARTE Blocksの導入を検討してみてはいかがでしょうか。